鍼灸きさらぎ堂

今年の東海地方は６月７日に梅雨入り宣言しましたが、
雨の降らない日々が続いています。

梅雨入りは、比較的晴れの多い期間から曇りや雨に移り変わる期間の間とされますが、
確定値は９月に結果を再検討して修正された後に決まるそうです。

そんな中、昨日は久しぶりにまとまった雨が降りました。



今朝になってきさらぎ堂前から富士山を見てみると
山肌が白くなっています。
（写真はちょっと分かりにくいですね…）

昨日の雨は、上空の冷たい空気により、
富士山の上の方では雪になっていたようです。



古代中国で考え出された「運気」という考え方があります。
「五運六気」の略で、自然界の天候、気候の変化と、
それによる人の発病や治療法などの関係をあらわしたものです。

この「運気」に基づくと丁酉（ひのととり）の今年は、
冷たい乾いた空気が1年を通して影響しやすくなっています。

今年は特に、５月下旬～７月下旬までその影響が強く出るとされています。

今週から本格的な梅雨になると予報がでています。

でも今までのところ、梅雨の時期なのに雨が少ないという形で
「運気」の示した通りになっています。

気候だけでなく人体への影響はというと、
外の日差しは強いのに、身体は冷えをあらわしている方が多くいらっしゃいます。

最近なんとなくすっきりしないなど、
身体の不調が気になる方には、はり治療がおすすめですので是非お試しください。

はりで身体を整えることにより、気候の異常などに振り回されず、
快適に日常生活を送ることができます。