鍼灸きさらぎ堂

沖縄では旧暦の12/8にムーチー（鬼餅）という餅菓子を食べるそうです。

一見平べったいちまきのように見えるこちら。



餅粉でつくった甘い餅を月桃の葉で包んで蒸したものだそうです。

沖縄から子供を連れて里帰りしている妹のところに、あちらの両親から送られてきたものを、
いただいてしまいました。

今年の旧暦12/8は1/8。
孫の成長を祈って作ってくださったようです。

由来や作り方はこちらで知りました。

おきなわ物語　金城さん家のムーチー作り
http://www.okinawastory.jp/special/tokusyu_1002/0600007030.html

沖縄市教育委員会　教育部　郷土博物館　沖縄市教育委員会　教育部　郷土博物館
http://www.city.okinawa.okinawa.jp/site/view/contview.jsp?cateid=107&id=4524&page=1

いただいたものは黒糖のムーチーで、
ほかに紅芋、白糖、カボチャや田芋といろいろあるようです。

月桃の葉に餅がついて食べにくいですが、その葉の香りが餅にもついて、とても良い香りです。
生姜科ということですが、生姜より刺激臭は弱く、さわやかですっきりした香りです。
月桃の香り成分はアロマにも使われているようです。

味は何かに似ていると思ったのですが、ういろうです。

地方によって行事は違っていたりしますが、
沖縄は独自の行事があったり、お祝いの仕方も違うので、異国のような気さえします。

しかし子供の成長を願う気持ちはどこにいても変わらないものなのだと思いました。