2020年06月10日

例のマスク

昨日届きました。
知らない間にポストに投函されていました。




  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 18:43Comments(0)新型コロナウイルス

2020年05月10日

心構え

緊急事態宣言が5月末まで延長されました。

東京、神奈川、他、13の都道府県が
「特定警戒都道府県」とされ、これまでと同様の制限を、
それ以外の県は、「新しい生活様式」を徹底することを前提に、
制限の一部を緩和する方針を打ち出しています。


NHKweb
新型コロナウイルス特設サイト
緊急事態宣言
https://www3.nhk.or.jp/news/special/coronavirus/emergency/#mokuji0


今後自体の推移を見ながら、緩和されていく見込みですが、
過去の事例からいっても、これで終わりになるとは思えません。

100年前にあったインフルエンザのパンデミック、いわゆる「スペインかぜ」では、
感染拡大と収束が繰り返されたので、同じことが起きると思っていた方が良いでしょう。


国立感染症研究所感染症情報センター
インフルエンザ・パンデミックに関するQ&A
http://idsc.nih.go.jp/disease/influenza/pandemic/QA02.html


ある程度の覚悟を持って、自分がかからない、うつさないように
引き続き行動していくことが必要になります。

そのために必要な考え方として、良さそうな記事を見つけたので
紹介しておきます。


医師が記したコロナ予防法“敵は塗りたてのペンキ”
4月15日付
https://www3.nhk.or.jp/news/html/20200415/k10012388541000.html


少し前の記事ですが、分かりやすい視点で、感染症対策を説いています。

目に見えないウイルスをペンキに例えていること。
1歩外に出たらそこはすべて、塗りたてのペンキの世界だと想像して行動するよう求めていることです。
そのうえで、手に付いたペンキの汚れを体の中に取り込まないことが大事だとします。

家の中で、防衛ラインを設定して、家の中にペンキを持ち込まない
ように工夫することも書かれています。


記事では玄関を例に出していました。
引用してみます。

1 外から帰ったら、かばんは部屋には持ち込まず玄関に置く
2 上着も玄関に置く
3 服も玄関で下着以外脱いでしまい、そのまま洗面所に直行して洗濯機につっこむ
4 そのままお風呂に直行してシャワーを浴びて、髪の毛の“ペンキ”も落とす

ここから先は「ペンキ」で汚れていないゾーンだと各家庭で決めて、それを当たり前にしてしまえば、
この先も苦が無く、効果的な予防法を続けて行けるのではないかと思いました。


あと、家庭だけの事ではないですが、効率的な換気の仕方を空調機器メーカーが
載せていたので、そちらも紹介しておきます。


ダイキン
上手な換気の方法
https://www.daikin.co.jp/air/life/ventilation/


今、感染拡大に歯止めがかかっているように思えますが、
季節が進んで、秋、冬となったとき、またどうなるか分かりません。

精度の高い検査法、効果的なワクチン、治療薬ができるまでは、
各自が準備、対策する必要があります。


個人的にどうしたら良いか悩む日々が続きましたが、
はりきゅうの技術にも、やはりできることはあります。

予防対策をしっかりした上で、皆様の健康を維持するお手伝いを継続していきます。  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 14:28Comments(0)新型コロナウイルス

2020年04月29日

マスクの効能

布マスク配布に関する問題が、次々と判明していますが、
今回はこのマスクの効能について、基本的なことを
少しまとめてみたいと思います。

最後に参考にした記事を挙げておきますので、
合わせて読んで頂くと、より理解が深まるかと思います。


まずは感染の仕方から確認してみます。

新型コロナウイルスは、とても小さく大きさは0.1ミクロンです。
そのウイルスを含んだ飛沫(5ミクロン)が、感染した人の会話や咳により
口から飛びます。…①

飛沫を直接吸うことは、距離をとることや、換気をすることで防げます。
もし近距離にいた場合、布や不織布など、我々に身近なマスクの作用では
防ぎきれない可能性があります。


一番の感染ルートとしては、感染者によってどこかに付着した飛沫など、ウイルスの含まれるものを、気付かずに触れてしまい、
その手で、自分の口まわり、目、鼻などを触わり感染することです。…②


だから手洗いをして、常に手を清潔にしておくことが大切なわけです。


マスクの役割としては、上記の①のケース、感染した人が飛沫をまき散らすのを
防ぐことができます。

②のケース、ウイルスがついているかもしれない手で、
自分の口まわりに直接触れることを、マスクで防ぐことができます。


この2点だけでも、大きな感染拡大防止効果があると思います。


どこでもらっているか分からないので、まずは自分がかかっているかもと
思い、人にうつさないようにすること。

そして、うつらないように首から上に汚れた手で触らないこと。


感染拡大が続く現時点では、
他人との接触を必要最低限にして、
マスクをしたうえで、常に自分の手を清潔にしておくことが
大切なことだと思います。


他、注意点としては、

・マスクを着けたり外したりするときに、
マスクの外側、内側ともに出来るだけ触らないようにする
可能ならば、前後に手洗いをする

・マスクを捨てる際、袋にいれて密封して捨てる



以下の記事がとても分かりやすかったので、
参考にさせて頂きました。


文系女編集者がわかるまで感染症医に聞いた
「マスクが新型コロナ予防にならない」理由
3月7日付
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/70917

文系編集者・花房麗子がわかるまで聞いた
「アベノマスクと使い捨てマスクの差」
4月24日付
https://gendai.ismedia.jp/articles/-/72088

症状がない人もマスクをつけるべきか?
感染症専門医 忽那賢志
4月26日付
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200426-00175324/


最後に、より専門的な内容ですが・・・

感染対策としての呼吸用防護具
フィットテストインストラクター
養成講座テキスト
2014年1月1日発行
https://square.umin.ac.jp/fittest/pdf/ft_text.pdf



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Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 12:10Comments(0)新型コロナウイルス

2020年04月08日

大切なものは何?

4月7日に政府が緊急事態宣言を出しました。

東京、神奈川、埼玉、千葉、大阪、兵庫、福岡の7都府県で、
期間は大型連休明けの5月6日まで、およそ1か月間となりました。

個人的には、自粛要請をより強く訴えただけで、
あまり今までと変わらないような気もしますが・・・

そんな中、新型コロナウイルスとインフルエンザウイルスを比較して、
その感染力、発症の仕方、などの観点から
分かりやすくまとめてある動画を知りました。
(字幕つき、6分半です)

Coronavirus is not the flu. It's worse.
4月1日公開
https://www.youtube.com/embed/FVIGhz3uwuQ


人類が今回初めてかかるウイルスで、感染力が強く、
本人が気付かずに周囲にバラまく可能性があることから、
人との接触を避ける方が賢明であることが良く分かる内容になっています。

是非ご覧になって下さい。  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 20:00Comments(0)新型コロナウイルス

2020年04月03日

当たり前のこと

小潤井川沿いの桜



桜が青空を背景に、私たちを楽しませてくれる季節になりました。
ただ今年はいつもと違い、心から楽しめる気持ちになれません。
東日本大震災があった9年前もそうでした。

そんな中、4月1日はエイプリルフールでした。
日本の総理大臣が1世帯ごとに2枚の布マスクを配布するという話をしており、
自分の耳を疑ってしまいました。

この対策を前面に出す姿勢では、新型コロナの騒動が始まって、
国民が何に一番困っているのか理解していないと言わざるをえません。


マスクは有効と思いますが、それぞれの家庭に届くまでの
手間や費用を考えると、他に優先すべきことがあるはずです。

少なくとも、何の根拠があって、こういうことをするのか、どういう経緯で決定したのか
など、皆に理解できる形であればまだ良いのですが、
全国一斉休校の件も含め、行き当たりばったりにしか感じられず、余計に不安が増してきます。

今までごまかしたり、うやむやにしたり、記録を破棄したり、
報じられていることが事実であるなら、当然の結果といえるかもしれません。


新型コロナウイルスへの対応は、はじめてのことであり、
その都度何が正解かは誰にも分かりません。

だからこそ、あとでちゃんと振り返って検証できるように、
皆が分かるようにして欲しいです。



今後、選挙に必ず行って、自分の意志を反映させるという、当たり前のことをしていきましょう。  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 11:54Comments(0)新型コロナウイルス

2020年03月28日

現実を受け入れる

今まで、西洋医学の枠組みで対抗できないことに対しても、
東洋医学の受け持てる領域を駆使して、身体に働きかけてきました。

ただ、今回のケースでは、はりきゅうの施術自体が濃厚接触にあたってしまう。

かくいう私が、一番不安なのかもしれません。
どうしたら良いのかずっと考えています。

結論は出ることはありませんが、
昨日に引き続いて、新型コロナウイルスにどう向き合えば良いのか
ヒントになりそうなものを探してみました。

未知のものに対して、戦うというスタンスがある限り、不安は消えない。

現実を受け入れて楽しみ、でもやるべきことはやる。
いろいろと気付かせてくれることの多い記事でしたので、
紹介します。

3月27日付
閉鎖環境のプロに学ぶ
—新型コロナウイルスに精神的にやられず過ごすには
http://www.mitsubishielectric.co.jp/me/dspace/column/c2003_2.html


以下、記事中からの一部抜粋を載せておきます。

「今は(ウイルスに)『負けない』とか『屈しない』とか『頑張ろう』という声が多いですよね。そうじゃない。最初から『戦う』のではなく、まずはありのままを『受け入れる』スタンスにならないと」。

ちょっと極端ですが、と断りながら村上さんが例に出したのは山での遭難の例。「遭難しているのに、『まだ迷ってないはずだ』、『出口があるはずだ』という心理状態の人には何を言っても止められない。みんなが『遭難したんだ』という認識を共有してからでないと次の一手が打てないのです」。  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 14:47Comments(0)新型コロナウイルス

2020年03月27日

不安を取り除く

今週に入り、
新型コロナウイルスの影響が、大都市圏、特に東京で拡大がみられるという
報道が続いています。

この感染者数の増加は、私たちを不安にします。
目に見えない状態で何かが起こっているのは、怖いです。

ここでこのウイルスがどういうことを身体に引き起こすか、
それに対してどうしたら良いか、正確に知っておく必要があります。

3月27日の時点、私が見た中で、
それを一番よく伝えている動画を紹介しておきます。
約8分ですが、アニメーションで分かりやすく伝えてくれています。
少し字幕についていくのが大変なので、私は繰り返し見ました。

3月19日公開
コロナウイルスとは何か & あなたは何をすべきか
https://www.youtube.com/embed/BtN-goy9VOY

決して侮ってはいけないことが良く分かると思います。
急激に進行するケースでは、
自己免疫が関わっている可能性があることも述べられています。


私達の出来ることは限られています。
でも何も意識せず不安になるより、理解した上で日常を送りたいものです。

動画にあるように、自分がかからないこと、人にうつさないこと。
そのためには、必要のない外出は控え自宅に居ることが、
今は必要なことだと思います。

また石鹸で手を洗う有効性についても強調されています。

より詳しく知りたい方は、別のサイトになりますが、以下を読んでみて下さい。

3月8日付 元大学教員,小波秀雄氏の個人サイトより
コロナウイルスはなぜ石けんや洗剤で殺されるのか—高校化学のレベルで解説
http://konamih.sakura.ne.jp/blog/2020/03/08/%e3%82%b3%e3%83%ad%e3%83%8a%e3%82%a6%e3%82%a4%e3%83%ab%e3%82%b9%e3%81%af%e3%81%aa%e3%81%9c%e7%9f%b3%e3%81%91%e3%82%93%e3%82%84%e6%b4%97%e5%89%a4%e3%81%a7%e6%ae%ba%e3%81%95%e3%82%8c%e3%82%8b%e3%81%ae/

  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 17:03Comments(0)新型コロナウイルス

2020年03月16日

正しく知ることの大切さ

前回新型コロナウイルスのことを書いてから、
およそ1か月が経過しました。

その後、刻々と状況は変化して、
現在は、感染拡大をストップするために、
イベント事の中止、学校の休校など
人の動きが抑制される状態が続いています。

これまで集団感染が確認された場に共通するのは、
①換気の悪い密閉空間であった
②多くの人が密集していた
③近距離(互いに手を伸ばしたら届く距離)での会話や発声が行われた
という 3 つの条件が同時に重なった場です。

新型コロナウイルス感染症対策専門家会議 「新型コロナウイルス感染症対策の見解」 より

3月9日付
https://www.mhlw.go.jp/content/10900000/000606000.pdf


私の所属する鍼の研修会も月2回あるのですが、2月下旬から中止になっています。

そんな中、マスクや消毒液の売り切れはまだしも、
トイレットペーパーがなくなるという噂から買い占めが起こったり、
やはり情報を正確に知っておく大切さを感じます。

感染症専門医の忽那賢志先生がオススメする
正しい情報が得られるサイトについての記事を貼っておきます。

3月7日付
https://news.yahoo.co.jp/byline/kutsunasatoshi/20200307-00166492/

この中でも
厚生労働省のサイトで一般の方に向けたQ&Aが分かりやすいと思いました。

https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/dengue_fever_qa_00001.html#Q4

日々入ってくる情報を参考にしつつ、手洗い、充分な睡眠など
自分の健康を第一に過ごしていきたいものです。

はりで身体のメンテナンスをするのも方法の一つですね。  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 18:48Comments(0)新型コロナウイルス

2020年02月17日

自分ができることをする

今日は温かいですが、風が強く、春の訪れをさらに感じます。
小潤井川沿いの河津桜、花が吹きとばなければ良いのですが。
(先週の写真)





さて、現在、新型コロナウイルスの影響が拡大し、
もはや中国だけの話ではなくなってきています。
私たち誰もが、いつ罹ってもおかしくない状態にあると言えます。

そんな中、正確に情報を知ることはとても大切です。
私が見てきて、一番確かな情報を伝えていると思う記事を紹介します。

感染症専門医師の高山義浩先生の記事のリンクを貼っておきますので、
ご覧になって下さい。

2月17日付
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e49d774c5b64ba297514a2d


2月6日付
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e3b709fc5b6f1f57f0ae628


1月30日付
https://www.huffingtonpost.jp/entry/story_jp_5e323f59c5b6f2623323e4d1


各自直接読んで頂ければ良いのですが、一応内容をまとめておきます。


・感染しても風邪症状が1週間ぐらい続いて、そのまま軽快する人が大半である。
普通の風邪より長引くのが特徴である。


・重症化をたどるときは、風邪症状が1週間くらい続いたあと、倦怠感と息苦しさが出てくる。
高齢者や基礎疾患のある方にこの経過をとることが多い。健康な壮年層にも見られることがある。


・感染から発症までの潜伏期間は5日くらい、入院を要するほど重症化するのは、
さらに10日経ったころと見積もられている。


・感染力が強いのは、発症から3、4日目ぐらいだと考えられている。
重症化すると感染力も維持されて院内感染を引き起こしやすくなる。


・これから私たちは何をすべきか。
もはや、流行を抑止することは主たる目的ではなくなっている
(やれることはやるべき)。
むしろ、重症化する人を減らし、
とくに新型コロナに感染して死亡する人をできる限り減らすことに力を注ぐべき。
つまり、高齢者や基礎疾患のある人に感染させないようにする。


・感染対策の基本は、こまめな手洗いと適切なマスク使用。
そして、感染している人が咳エチケットを心がけ、外出を自粛する。
あまり特殊なことは考えず、こうした基本を大切にする。


以上、かなり大まかにまとめました。


ここから先は私の個人的な考えです。
まず、こまめに手洗いをする。
他所で触った手を、首から上にもっていかないように気をつける。

人が大勢集まる所を避ける。

体力の維持のため、睡眠を十分にとる。
鍼灸も体調を整えるお手伝いができます。→ここ大事です

罹ってしまったら人にうつさない様に行動する。
すなわち風邪を引いたら休む。
休めないような仕組みなら、これを契機に見直す。
(もちろんこれは経営者が考えることです)

現在の状況が、早く落ち着いてくれることを祈るばかりです。

後手後手になる今までの対応を見ると、社会に何かを期待せずに、
ひとまず自分ができることをしていくしかありませんね。

  


Posted by 鍼灸きさらぎ堂 at 21:41Comments(0)新型コロナウイルス